KeiYamamotoの雑記

考えたことや見て聴いたことを綴ります

2022-10-01から1ヶ月間の記事一覧

祖父母との時間

明日から2泊で母方の祖父母と箱根へ行く。今年は父方の祖母の葬儀があり、近所に住む母方の祖父母といられる時間が残り少ないのではないかという思いに苛まれた。そのため今回の箱根行きが決定することになった。 24年も祖父母と一緒にいるが、私の小さい頃…

沼尻/かなフィル

みなとみらいホールの再開記念公演に足を運んだ。スプリンクラーのトラブルがあり、開催が危ぶまれたが、館長の挨拶から無事にスタートした。 ファンファーレの金管は一切乱れることなく、明快に仕上げた。前半の三善、複雑な難曲ながら、パーカッションの八…

ブロムシュテット/N響

10/27はブロムシュテットの今回の来日最終日。ひょっとしたら日本で最後のステージになるかもしれないと、引き締まった気持ちでサントリーへ赴いた。 入退場は前日と同じスタイル。グリーグが始まると、ブロムシュテットが北欧音楽をやるときに出る透き通っ…

ブロムシュテット/N響

ブロムシュテットの指揮する今月3つ目のプログラム。北欧プログラムで、ブロムシュテットの得意とする内容である。 オリ・ムストネンをソリストに迎えた前半のグリーグ。ピアノがあまりにも個性的すぎてオーケストラと全く溶け合わない。ソロとオーケストラ…

遠征計画

西洋芸術音楽のコンサートに通っていると、したくなるのが遠征である。首都圏では聴けないものを聴くために日本各地、あるいは海外へ出向くわけだが、学生の限られた予算では厳選しなくてはいけない。 私は来年、3つの遠征を計画している。2月にスダーン/PAC…

ブロムシュテット/N響

私の母方の祖母は明日で78歳になる。元気で子どもに未だに算盤を教えているのだが、そんな祖母に95歳ながら、負けず劣らず元気なブロムシュテット。ブロムシュテットとN響の溌剌とした演奏を聴くため、祖母と共にNHKホールへ向かった。 基本的な印象は昨日と…

ブロムシュテット/N響

ブロムシュテット、今来日の2つ目のプログラムとなるCプログラム。シューベルト交響曲第1番と第6番が演奏された。ブロムシュテットはシューベルトを得意とするので、期待して足を運んだ。 本日もブロムシュテットはオーケストラが入場し終わる頃にコンサート…

マケラ/パリ管

クラウス・マケラ率いるパリ管が来日した。前評判が高い中、サントリーホールへと足を運んだ。 演奏が始まってみると、これはすごい逸材だと分かった。マケラが打てば凄まじいフォルティシモが鳴り響く。しかしまったくうるさく響かない。パリ管からはきちん…

ブロムシュテットに残された時間

ブロムシュテットが現在来日中である。昨日今日とN響を指揮し、尋常ならざる名演を披露した。N響に何かが憑依したかのようなエネルギーの発露には心底驚いた。 そんなブロムシュテットであるが、足元にかなり不安が残る。昨年の来日時も危ういと感じたが、今…

ブロムシュテット/N響

本日はブロムシュテット指揮N響、Aプログラム2日目であった。曲目はマーラー交響曲第9番。昨日の信じられない演奏の余韻を引きずりながら、ホールへと足を運んだ。 昨日同様篠崎コンマスに付き添われてブロムシュテットは入場し、椅子に座る。万雷の拍手で迎…

ブロムシュテット/N響

本日はブロムシュテット指揮N響のAプログラム初日。曲目はマーラー交響曲第9番。なかなかの破壊力のある内容だが、前評判が凄まじく、NHKホールが両日完売になった。お客も期待と不安が入り混じりながら、初日を迎えた。 楽団員が入場し終わるくらいでブロム…

ライスキン/かなフィル

本日は神奈川フィル10月定期。みなとみらいホール改修中、神奈川県民ホールで開かれる最後の定期となった。有名曲が並ぶプログラムによるせいか、1階席が大入りであった。 指揮はダニエル・ライスキン。一言で言えば、非常に良質な演奏会であった。ライスキ…

明日からブロムシュテット月間

一年ぶりにブロムシュテットが来日した。私を含めこの時を待っていた方も多いだろう。昨年は入国制限が続く中来日し、圧倒的な名演を繰り広げていった。コロナ禍で厳戒態勢だったが、会場は大盛り上がりで、全公演で2回のソロカーテンコールがあった程であっ…

ブロムシュテット来日

ブロムシュテットの来日がN響から告知された。予定通りマーラー交響曲第9番のリハーサルが開始されたようだ。椅子に座っているのはベルリンフィルの時と同じ。 https://twitter.com/NHKSO_Tokyo/status/1580144551829721088 予定通り3プログラム6公演、私は…

ブロムシュテットのブラームス全集

ブロムシュテットがブラームス交響曲全集の録音に取り組んだのは、2019-2021年にかけての一度だけである。オーケストラはブルックナーやベートーヴェンの時同様、ゲヴァントハウス管弦楽団を起用した。名誉指揮者として共演し続けているブロムシュテットであ…

ワクチン4回目

本日は新型コロナウィルスワクチン4回目の接種をした。ファイザー社製、BA1対応の二価ワクチンである。医師が言うには特に変わらないワクチンらしいので、あまり心配はなかった。 前回3回目の時は、38.5度まで熱が上がったので副反応は懸念しているが、これ…

ブロムシュテットについて

指揮者のヘルベルト・ブロムシュテットは95歳の大ベテランである。先日怪我から復帰して再び舞台に現れている。そんなブロムシュテットだが、その音楽は多くの人に愛され、評価されている。 ブロムシュテットの音楽は他の指揮者ではあまり見かけない独特の感…

琉球交響楽団について

琉球交響楽団は2001年に沖縄に創設されたプロオーケストラである。沖縄に根ざしたオーケストラとして、日々地道な活動を繰り広げている。しかし常設ではなく、オーケストラ団員は仕事を掛け持ちし、セッティングまで自分達で行う始末である。日本オーケスト…

大友/琉球交響楽団

アジアオーケストラウィークの一環として、琉球交響楽団の公演がオペラシティで行われた。指揮は琉球交響楽団音楽監督の大友直人である。 一曲目は中村透の「かぎゃで風」。琉球古典音楽としては一番名の通った曲だが、オーケストラも合わさった編曲はより厳…

ラトル/ロンドン交響楽団

久しぶりのサントリーホールにて、ラトル指揮ロンドン交響楽団を聴いた。会場は8割くらいの入りであった。 前半のシベリウス、ラトルの統率するロンドン響は豊穣な響きを繰り出す。風や草木が蠢くように音がしなやかに聞こえる。こんな自然の力に満ちたシベ…

ブロムシュテット/ベルリンフィル(DCH)

本日はブロムシュテット/ベルリンフィルのコンサートの中継がDCHにてあった。ブロムシュテットはオーケストラ団員と同時に、付き添われながら入場した。それからチューニングを行って演奏開始。 ブロムシュテットは座って指揮しているが、眼光は鋭く、その音…

ブロムシュテットはベルリンにて活躍

ブロムシュテットはベルリンに滞在し、目下ベルリンフィルを指揮している。以下のURLがDCHのトレイラーである。 デジタル・コンサートホール: ブロムシュテットがシューベルトとベートーヴェンを指揮 https://www.digitalconcerthall.com/ja/concert/54358?d…