10/14-15に予定されていた、ブロムシュテット指揮N響10月A定期が中止された。ブロムシュテットが体調不良とのこと。 直前に中止というあまりの事態に驚いている。ブロムシュテットも高齢で、いつこのような事態になってもおかしくなかった。怪我をした昨年も…

たい平の様々な物事へのリスペクトを感じた。横浜にぎわい座にて、林家たい平独演会が開催。久方ぶりに落語を聞きに、祖母と出かけた。 前座はまだまだ未熟としか言いようがなく、これからに期待したい。やはりたい平が出てくると場が盛り上がる。 後半は「…

現在、悪寒とダルさに苛まれている。昨日の午後、5回目のワクチン接種をした。XBB1.5対応の新型ファイザーワクチンである。 接種後12時間で、熱が上がってきたのはいつもと同じ。一年ぶりにこのめんどくさい時間が来たかと辟易している。全ては秋以降のイベ…

ブロムシュテット、その高潔な音楽は健在である。DCHにてブロムシュテット指揮ベルリンフィルを視聴。3年連続で9月の終わり頃にセッティングされた共演。R.シュトラウス《メタモルフォーゼン》とベートーヴェン交響曲第3番。よく練られたプログラムである。 …

今年もブロムシュテット月間（と私が勝手に呼んでいる）が来月に迫った。本日はN響オーチャード定期の一回券発売日。家族分も含めて、無事に買えた。今年もブロムシュテットのN響公演は全て行くことが確定した。 毎年恒例、毎年の義務なのだが、今年も履行で…

夏休みが終わり、後期授業が始まった。ここ数日間、学校に通う日々が戻ってきた。しかし夏休みボケで頭が全く働かない。音楽学の基本的な考え方に基づいて動けるようになるまで、しばらく時間がかかりそうだ。ここ数日は民藝運動のことばかり考えている。頭…

充実した舞台上演になった。ローマ歌劇場《椿姫》を東京文化会館にて。昨日の上演も良かったので、楽しみに上野に向かった。 本日も歌手陣の健闘が光る。オロペサとメーリの突き抜けた歌唱は文句の付けようが無い。エンクバートの安定感のある歌が全体を引き…

恐ろしい歌手と指揮者が揃ったもんだと感心した。ローマ歌劇場が来日して《トスカ》を上演。神奈川県民ホールは活気に満ちていた。 最初にビックリしたのはマリオッティの指揮。その時々の歌い手に合わせた音量調整を完璧にこなす。ほんのわずかな差でしかな…

ブロムシュテットはゲヴァントハウス管とヨーロッパツアーに出ている。 以下のリンクからその様子が見られる。写真と短い動画しか無いが、座りながらもきちんと指揮できており、元気なようだ。 来月が楽しみである。 https://www.instagram.com/p/Cwsec8Zofd…

15年ぶりの球美の島はこの世の果てのような美しさであった。 8/24-28に久米島を訪問した。那覇からJTA便で久米島入りし、羽田から来た親と合流した。那覇からのフライトは遊覧飛行のように、慶良間などの島々の上を飛行する。青い海を眺めながら久米島に到着…

旅行で那覇に来ている。本来は久米島だけ行く予定であった。しかし台風でリスケしたため、昨日から那覇入りし、一人で見物することにした。明日久米島に向かい、親と合流する。 8月の夏真っ盛りの沖縄に来たのは10年振りくらい。この暑さが懐かしかった。突…

飯守泰次郎が亡くなった。まことに残念。今年はあまりに気候が悪く、最近訃報をあちこちで聞く。 飯守の演奏会で記憶に残っているのは、2020年6月の東響との演奏会である。コロナ禍が本格化して以降、最初の演奏会であった。様々な制限がありながら、メンデ…

台風6号が沖縄に被害をもたらしている。死者が出ている他、怪我人多数。沖縄島周辺では、農林水産業に甚大な被害が出ている。8/3の18時現在で2億6251万円。まだまだ被害額は膨らむだろう。 第三次産業も大混乱である。観光業では、沖縄に足止めされた観光客…

光が無くては何も見ることが出来ない。その当たり前を再確認できた。 国立新美術館にて、テート美術館展を鑑賞。光をテーマに印象派から現代まで巡る展覧会であった。 ターナーやモネの作品が目を引く。どうしても印象派というと技法に目が行くが、本来は何…

期末レポートを全て提出し、今学期は無事に終わった。途中で健康問題に見舞われたりと、何度も危機が訪れたが、なんとか乗り切った。編入学2年目も半分まで来ている。 単位が来れば万々歳であるが、怪しいところ。まあダメなら来年やり直せばいいやと気楽に…

来シーズンの日フィルは、アレクサンドル・ラザレフとの共演を見送った。残念でならない。 ラザレフと日フィルの特別な結びつきは定期会員にはひしひしと伝わってくる。ラザレフが来るからこそ定期会員券を持ち続けている節がある。ラザレフと日フィルの出す…

ブロムシュテットがオーパス・クラシック賞を受賞した。最近叙勲されたり賞をもらうなど、ブロムシュテットの功績を称える動きがある。 名誉なことなので、良かったのではないか。ブロムシュテットの能力と功績を鑑みても、10年前まで評価は不当に低かった。…

山形交響楽団の溶け合った響きを満喫した。 サマーミューザにて、山形交響楽団がミューザへ来演。興味深く足を運んだ。 前半は石上真由子をソリストに迎えてベートーヴェン《ヴァイオリン協奏曲》。ソリストもオーケストラもビブラートを抑えた芯の通った音…

本日はN響定期秋季の一回券、会員先行発売日である。私は一応定期会員なので、購入した。 ぴあのシステムに移行したため、使い方がかなり変わり、大分戸惑ったが、なんとか予定通り購入した。今シーズンでユースチケットは買えなくなるため、最後の大盤振る…

通っているヴァイオリン教室の発表会が先日終了した。今年はベートーヴェンに取り組んだ。 久しぶりにある程度、思うように弾けた気がする。曲目はベートーヴェンのピアノとヴァイオリンのためのソナタ第5番より第1楽章。難曲だが、練習した分だけ応えてくれ…

今やこのようなスタイルでブラームスを聴けるのはここだけだろう。 前田朋子のリサイタルを聴きに県立音楽堂へ。ご縁があり拝聴することになった。その経緯は書くと関係各所にまずいので省略。 今回のリサイタルは、その演奏スタイルから言及しなくてはなら…

先日のパシフィック・フィルハーモニア東京の公演に行き損ねたのを恥じている。 外山雄三が亡くなった。日本の戦後の西洋芸術音楽を支え続け、大いなる影響力ある人物であったことは論をまたない。 作曲家、指揮者として日本の音楽界に多大な貢献をした。196…

あまりの暑さでよろよろと渋谷に向かったが、今日ほど行ってよかったと思う日も少ない。 渋谷のノナカ・アンナホールへ。N響の吉村オーボエ首席のリサイタルを聴きに行った。 70席程の小空間で聴く吉村のオーボエであるが、艶やかで芯の通った音はN響で聴い…

ヘルベルト・ブロムシュテットが本日96歳になる。まことにめでたい限りである。昨年の怪我の時にはあちこちで不安が囁かれたが、不死鳥のごとく蘇った。復活したブロムシュテットは、今シーズンも精力的にヨーロッパ、アメリカ、日本を巡った。 ブロムシュテ…

ある意味すさまじいラフマニノフであった。バーミンガム市響が来日したため、サントリーへ向かった。 樫本大進がソリストに迎えられてブラームス。1stヴァイオリンが14人いる大きな編成で演奏した。樫本は安定した、輝かしい音でまとめた。いつも通りの高い…

未だ信じられない思いで一杯である。フランチェスコ・メーリのコンサートを聴きに初台へ足を運んだ。 冒頭から際立った歌唱を聴くことができる。ホール全体に響き渡る驚異的な声量により、客席は刺激されて湧きに湧く。あまりの声量に、ホールが小さいという…

本日、時々コンサートホールでお会いしてお話をしていた方の訃報を耳にした。 その方と私は特別親しいわけではなかったが、コンサートホールでお見かけした時には様々なお話を伺った。親切にして頂いたこともあり、感謝の念に絶えない。 ダンディな紳士であ…

驚異的な幻想交響曲に興奮させられる午後となった。シャルル・デュトワが新日本フィルに客演した。魅力的なフランス/ロシアプロということで、期待してサントリーへ。 本日の演奏会評は、圧倒的な幻想交響曲に尽きる。デュトワ率いるNJPは、万華鏡のような色…

注目の指揮者、ラハフ・シャニがロッテルダムフィルと来日。興味津々でサントリーへ向かった。 前半はメンデルスゾーン《無言歌集》からシャニ編曲の管弦楽版。しかしあまり良い編曲とは思えず、一体何がしたいのかわからない選曲であった。オーケストラの状…

先週末、ブロムシュテットはバンベルク交響楽団と共演した。下記リンクから、写真を確認できる。 順調にスケジュールをこなしているようだ。 https://www.instagram.com/p/Ctq54iYIdKG/