笑いに満ちた寄席であった。
雨の中、浅草演芸ホールへ。少し空席はあるが、昼の部から大賑わいであった。
昼の部のトリは林家木久扇。落語は無く、思い出話を聞く会になっていた。それでも笑い話は尽きず、和やかな雰囲気で終わった。木久扇にはまだまだ元気でいてほしいものだ。二代目の木久蔵も好調。会場では木久扇ラーメンが販売され、昼の部は木久扇一色であった。そんな中でも相変わらずロケット団の漫才は安心して聞いていられる。
引き続き夜の部。三遊亭白鳥の相変わらずな、破茶滅茶新作落語が傑作。18時まで多彩な出演者が続き、マジックなども面白かった。そして今日一番盛り上がった、春風亭一之輔と古今亭文菊が立て続けに登場。二人とも絶好調で、文菊の話の終わり頃には、会場は抱腹絶倒だった。
トリまで居たかったが、体力が持たないのでそこで引き上げてきた。豪華な出演者による5月上席、実に愉快だった。