KeiYamamotoの雑記

考えたことや見て聴いたことを綴ります

テート美術館展

光が無くては何も見ることが出来ない。その当たり前を再確認できた。

国立新美術館にて、テート美術館展を鑑賞。光をテーマに印象派から現代まで巡る展覧会であった。

ターナーやモネの作品が目を引く。どうしても印象派というと技法に目が行くが、本来は何より光の取り扱いが重要になる。その視点を持って見ると、印象派の見方も丹念になるものだ。

ゲルハルト・リヒターの作品が現代のブロックでは目を引く。印象派のブロックとは違い、あからさまに見る人が少なくなっていたが、その分ゆっくり見られる。抽象的な画題に、面白いと感じた自分がいる。前ならろくに見ようとしなかったが、私も変わったもんだ。

これは純粋に面白い展覧会であった。是非、他人に勧めたい展覧会になった。