KeiYamamotoの雑記

考えたことや見て聴いたことを綴ります

久米島

15年ぶりの球美の島はこの世の果てのような美しさであった。

8/24-28に久米島を訪問した。那覇からJTA便で久米島入りし、羽田から来た親と合流した。那覇からのフライトは遊覧飛行のように、慶良間などの島々の上を飛行する。青い海を眺めながら久米島に到着した。

ひなびたのどかな島で、ここには観光地化されていない、一昔前の沖縄があった。ここでは心底落ち着いてゆっくり過ごせる。

五枝の松のような天然記念物や、宇江城城址などの名所もある。見事なリュウキュウマツを見物し、高地から久米島を眺めた。14世紀のグスク時代の跡があるわけだが、まだまだ発掘途中で、今後の研究が待たれる。

畳石はこんな場所であったかと訝しく思った。昔は一面に広がる岩地であった記憶があったが、記憶違いを痛感させられた。

1番の名所ははての浜。沖合にある砂州なのだが、ここは風の音以外の音が無く、静かな場所であった。白い砂浜と、青い海と空が広がる、この世の果てのような場所。海を眺めて、色とりどりの魚がたくさんいる海で泳いだ。ここに行った日の朝は雷雨で、行けないと思っていたが、到着した時には青空が広がっていた。こんな美しい場所は他に知らない。

こちらは久米島紬や、やちむんが名物。自分用に小物を購入した。素晴らしい品々がある島だが、手作りのためそんな数があるわけではない。ここでしか買えない名品であった。

久米島は、久米島の久米仙が全国区で知られている。工場の直売所で試飲したが、ここの酒は飲みやすい。折角来たので、古酒を購入した。

久米島はゆっくり過ごせる、素敵な場所であった。RAC那覇行きで島を離れ、美しい島を眺めながら、低空飛行で那覇に着いた。東京行きに乗り換えて帰宅。不便で、行くには大変な島なのでまた実際に行くかはわからないが、心の底に思い出が残る、良い旅であった。