KeiYamamotoの雑記

考えたことや見て聴いたことを綴ります

尾高忠明/N響

尾高忠明はどこへ行っても尾高忠明である。

尾高忠明指揮N響を聴きにサントリーへ。ブロムシュテットの来日が叶わず、代役にて開催された。

前半はアンスネスのソロ。まろやかなベートーヴェンであり、安心して聴けた。鎮静化効果のあるような演奏も久しぶり。

後半のブラームス、尾高は滑らかに指揮した。N響はやはり高性能アンサンブルを持つオーケストラで、その能力を遺憾無く発揮した。それを妨げない尾高の職人技が光った。

尾高忠明は代役以上の仕事をした。ブロムシュテットの快癒を祈ると共に、尾高に感謝したい。