KeiYamamotoの雑記

考えたことや見て聴いたことを綴ります

夏の音楽祭

日本の大学の夏休み期間は、丁度音楽祭の時期である。今年はコロナ禍以降、初めてほぼ全ての音楽祭のコンサート規模がコロナ前の水準にまで回復している。
私は毎年、BBCプロムスやザルツブルク音楽祭ヴェルビエ音楽祭やタングルウッド音楽祭を配信で視聴する夏休みを過ごしている。夏になれば様々な音楽家が一堂に会して次々と演奏を披露するため、それらをまとめて聴けるこの機会を楽しみにしている。
日本に目を向けると、ミューザ川崎で開かれるサマーミューザが盛況である。毎年私も会場と配信のチケットを両方買い、夏休みの始めを楽しんできた。今年はほとんど会場へはコロナ禍の激しさにより行けないが、配信は例年通り視聴している。高画質高音質の配信は目にも耳にも優しいのでありがたいことである。このまま無事に全公演を完遂するのを祈るばかり。
松本のセイジオザワ松本記念フェスティバルには行く予定である。しかし昨年同様、コロナの感染拡大により開催されるか怪しい。サイトウキネンオーケストラの生演奏は未聴なため聴いてみたいが、長野県の医療体制を考えると無理はしてほしくない。どうなるか、注視することになりそうだ。
夏の音楽祭は、サマーミューザを除くと私にとってはオンライン上のものというイメージが強い。いつかコロナ禍が落ち着き、お金と時間があったらヨーロッパの会場へ足を運びたいものだ。