KeiYamamotoの雑記

考えたことや見て聴いたことを綴ります

2023年振り返り

2023年も残すところあと数日である。今年一年の感想は、疲れたという一言だけである。

今年は期末の課題をこなすところから始まった。そして4月から始まる新年度。春休みに体調を崩していたので、開始からかなり体と心に鞭を打つ日々になった。学校で受けている支援は充実しており、素晴らしい先生方の授業も面白い。何一つ不満は無いはず。しかし病気で上手く物事をこなせない。一応形にはできていることがほとんど。それでも、もっとできるはずという思いが焦りを生んでいる。それが結果として不満足の原因のようだ。来年は卒業に向けて、卒業論文の執筆が待っている。なんとかしないといけないところ。

今年は2月に大阪、3月に那覇、8月に那覇久米島、11月にソウルへ旅をすることができた。外国は10年くらい行っていなかったため、久しぶりのカルチャーショックであった。大阪や沖縄という、関東から離れた文化圏に何度か行けたのが幸い。大阪の食文化の多彩さは、今までの大阪の見方を変えるものであった。何よりも何度となく足を運んだ沖縄は、私にとって大事な場所。沖縄は私にとって社会を眺める窓口である。遠く琉球王国に思いを馳せる時間となった。

コンサートにも足しげく通った。体調不良で行けなかったコンサートは数知れず。ブロムシュテットの来日が無く、恒例行事が無かったのも悲しいところ。マエストロの無事と復帰を願う。それでもパーヴォ・ヤルヴィアンドリス・ネルソンスなど、ヨーロッパの第一線で活躍するアーティストの演奏が聴けたのは幸いであった。今年は大変豪華な年で楽しかった。来年も様々予定されている。行くコンサートを厳選しながら、日常を送りたい。

今年は私自身、体調不良に悩まされた年であった。調子は変調を繰り返している。世界情勢は緊迫し、国際社会の崩壊を目の当たりにした年にもなった。大変な年であったが、来年は少しでも状況が改善されることを祈る。生きとし生けるもの全てに安寧の世が訪れることを願って。