今日はサントリーへ行くはずだったが、学校の用事が長引いたため断念。配信にて後半から視聴。
やはりルルーはオーボエ奏者として一流である。明るく豊かな音を出すが、やはり底抜けに上手い。このように理想的なモーツァルトが日フィルと共に奏でられたのは、日本の聴衆にとって僥倖だろう。
最後はビゼー。交響曲ハ長調は軽く、跳躍する曲調だが、ルルーは明快に指揮し、日フィルから端正な音を引き出した。普段の日フィルとはまるで違う、華麗なフランソワ・ルルーの世界であった。
いつかルルーを生で聴く機会があればよいが。