KeiYamamotoの雑記

考えたことや見て聴いたことを綴ります

中尊寺金色堂展

東京国立博物館にて中尊寺金色堂展が開催。会場はだいぶ混雑していた。

8Kの高精細画像による金色堂の映像が目を引く。平泉で見るより鮮やかかもしれない。

凛とした観音様が見るものを魅了する。平安末から、現代まで900年の時を超えて残っているのが奇跡のようだ。高度な美術様式が中世にあったことを克明に描き出す展示。藤原清衡の木棺に畏怖の念すら抱いた。

展示は国宝、重要文化財級が少数並んでいるだけ。所要時間は短い。それでも、インパクトは抜群である。

日本中世に想いを馳せる時間になった。